データ構造とアルゴリズムIの期末試験が実施されました
2025年7月23日、「データ構造とアルゴリズムI」(2年前期)の期末試験が行われました。117名の履修登録者に対し、欠席者を除く113名が期末試験を受験しました。採点が終わりましたので、以下に採点結果を公表します。
平均点
受験者の平均点は83.36点(満点:100点)となり、2017年度、2024年度に次いで過去3番目の高得点となりました。皆さんがしっかり学修しているのが現れています。なお、最高点は100点で5名いらっしゃいました。最低点は44点でした。
問題1
線形探索と番兵を用いた高速化に関する出題でした。得点率は74.0%で少し低めでした。データ数を「N」としているのに、計算量をO(n)と答えるなどのケアレスミスや、フローチャートの条件式通過回数の算出を間違えている方が多数いました。前者については、理解はしているものと思いますが、問題をよく読んでミスをしないようにしましょう。
問題2
スタックとキューに関する出題でした。得点率は94.1%と高くなっていました。スタックとキューの動作については十分に理解しているものと判断できます。
問題3
数式の2分木表現と前置・中置・後置記法、及び前順・間順・後順走査に関する出題でした。得点率は84.8%でした。後置記法で書かれた数式を図示するところでミスをする方が多かったようです。後置記法は、人が読むには少し面倒な記法ですのでミスが多くなります。十分注意をして図示をしたうえで、後順走査を試してみて同じ式が得られるかを確認することが重要です。
問題4
ハッシュ法に関する出題でした。得点率は70.4%でした。開番地法では、ハッシュ値を計算して該当する配列要素を確認し、空きがなければ1つずつ下に探していく方法です。手法は分かっていてもやはり計算ミスをすることが多いようです。また、指定された配列要素数と異なる配列を使っている方が数名いました。 ハッシュ法は高速な探索が可能であるため、データ構造としてよく使われますので、開番地法、チェーン法ともに復習しておきましょう。
問題5
2分探索木に関する出題でした。得点率は92.4%と非常に高くなていました。ハッシュ法と同じく、全順序関係が成立する場合によく利用される探索手法で、特に言葉や文字などの探索に強いとされています。ぜひ復習をしておきましょう。
なお本科目の最終的な評価は、シラバスに記載のとおり、期末試験のほかに小テストと授業中課題(グループワークなど)の点数を統合して決定します。最終評価の決定までもうしばらくお待ちください。
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