
光山君の論文がICCT-Pacific 2026 Outstanding Paper Awardに選出されました!
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2026年3月28日〜30日に山口大学で開催された国際会議「International Conference on Consumer Technology - Pacific(ICCT-Pacific 2026)」において、修士2年の光山誠人君が発表した論文がOutstanding Paper Awardに選出されました。
Outstanding Paper Awardは、Best Paper Award(1件)に次ぐ賞であり、全体で5件が選ばれました。発表された口頭発表論文数は118件とのことでしたので、全体のわずか4.2%です。
論文のタイトルは、「A Scalable Locatino-based P2P System for High-load Environments: Design, Implementation, and Evaluation」(高負荷時を考慮したスケーラブルな位置情報型P2Pシステム:設計と実装、及び評価)。位置情報に基づくP2P通信基盤であるG-LocONにおいて、サーバ機能を分散化して負荷低減を実現する手法を提案し、仮想環境における評価実験を実施しました。
これまでのG-LocONでは、サーバ機能を分割して負荷分散させる手法が提案されていましたが、端末検索時に複数のサーバに接続する必要があり、十分な通信負荷の低減ができていませんでした。光山君は、データベースをサーバから切り離し、サーバの計算機能とデータベースのそれぞれで分散化を検討する手法を提案しました。サーバのスケーリングにKubernetesを、データベースにRedis Stackを用いて実装を行い、200〜800台の仮想クライアントを用いて動作確認を行いました。実験の結果、従来手法に比べて遅延時間の短縮が確認され、提案手法の有効性が確認されました。
光山君は4月より通信企業にて勤務する予定。MYLabでの3年間の研究で身につけた知識と技術で、日本の通信業界を力強く支えてくれることを期待しています。受賞おめでとう!
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