
国際会議ICIET 2026において、三好教授が基調講演を実施しました
2026年4月17日〜19日に福島県郡山市で開催された国際会議「International Conference on Information and Education Technology (ICIET 2026)」において、三好教授が基調講演を行いました。
基調講演のタイトルは「Toward Scalable Urban Digital Twins: Integrating Point CLoud Sensing and Real-Time Traffic Simulation(拡張可能な都市デジタルツインの実現に向けて ー 点群センシングと実時間交通シミュレーションの統合)」で、近年MIYLabで精力的に検討を進めている点群データの処理とデジタルツインを用いた交通シミュレーションを紹介するものです。
LiDARと呼ばれる3次元スキャナセンサを用いることで、都市デジタルツインで必須となる3次元点群データを取得することができますが、広範囲でのデータ取得を効率的に行うためには一般ユーザの参加が必須となります。講演の前半では、ユーザ参加型の点群収集を実現するゲームアプリの開発と、得られた点群データセットを効率的に統合する技術、及びこれらのデータの信頼性や重要性を推定する手法などについて講演を行いました。
都市デジタルツインが実現すると、これを利用して未来の予測を行うことができるようになります。そこで講演の後半では、CARLAと呼ばれる自動運転シミュレータを用いて都市デジタルツインを構築し、交通事故発生の予測を行う技術について講演しました。MIYLabでは、現実世界の状況を即座にCARLAに反映してリアルタイムに動作するデジタルツインを構築、数秒前から現時点までのデータを用いて数秒後の危険を発見することに挑戦しています。
35分という短い時間でしたが、100名を超える参加者に対してMIYLabの研究内容を知っていただくことができたと思います。住みやすく、安全な社会の実現に向けて、今後さらに研究を進めていく予定です。
Copyright (c) 2007-2021 Multimedia Information Network Laboratory, SIT, All rights reserved.