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博士課程のVinh君が、IEEE Sarnoff Symposium 2008で研究発表!

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 Tran Quang Vinh君が、2008年4月28日〜30日にアメリカ・ニュージャージー州・プリンストンで開催されたIEEE Sarnoff Symposium 2008にて論文発表を行いました。Sarnoff Symposiumは、米国電気電子学会(IEEE)のプリンストン/セントラル・ジャージー部門(PCJS)が主催するシンポジウムで、1978年から30年にわたって継続的に開催されています。今年は投稿論文が200件を越えたとのことですので、論文採択率は40%程度となりました。

 発表論文のタイトルは、「An Algorithm for Sensing Coverage Problem in Wireless Sensor Networks(無線センサネットワークにおけるセンサ検出範囲問題に対するアルゴリズム)」。近年、ユビキタスネットワークが注目を集めていますが、その一つに部屋等に多くのセンサを配置してさまざまな情報を取得するセンサネットワークがあります。センサが部屋の中の情報、例えば温度や湿度、人の所在などを検出し、その情報を無線アドホック通信を利用して中央コンピュータに集約することで、エアコンの調節、火災検知などを行うことができます。センサは電池で駆動するものが多く、電池の消費を抑えてより長期間センサネットワークを働かせるためには、部分的にセンサを休止させるのが効果的です。そこで本研究では、センサが多数存在しているときに、それらの検出能力と検出信頼性を考慮して、動作させるべきセンサを選択するアルゴリズムを開発しました。
 今回の研究で、Vinh君はこの方式をLEACHプロトコルと呼ばれる従来のセンサ通信方式に実装、コンピュータシミュレーションにより有効性を検証しました。その結果、すべてのセンサを利用する従来のLEACHプロトコルに比べて、提案方式がより長期間にわたってセンサネットワークを利用できることがわかりました。

 Vinh君は、ハイブリッド・ツイニングプログラムで本学に留学している博士課程の学生で、ベトナムハノイ工科大学の出身。本研究の続編を、母国ベトナムで開催されるHUT-ICCE2008に投稿して、既に採録が決まっています。今後の研究の発展に期待しています!!

 

 

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