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尾上君が電子情報通信学会NS研究会で研究発表を行いました

 修士課程1年の尾上正紀君が、2008年6月19日〜20日に長岡技術科学大学(新潟県長岡市)で開催された電子情報通信学会ネットワークシステム(NS)研究会で研究発表を行いました。

 発表論文のタイトルは、「UDPに基づくμSEcastプロトコルの開発」。μSEcastプロトコルは、当研究室で開発されたインターネット上の通信方式の名称で、他人数対戦ゲームや映像配信のように、同じデータを複数の場所に送信する際、パケットを統合して転送することで自動的に通信量を削減する技術です。従来のμSEcastは、開発段階ということもあって、インターネットとは独立の小さな実験網でのみ動作するプロトコルでした。インターネットでμSEcastを使うためには、いくつかの改良が必要です。本研究で尾上君は、インターネットでよく利用されるUDPと呼ばれるトランスポートプロトコルを用いてμSEcastを実現する方法を考案し、FreeBSDを用いてPCルータに実装して実験を行いました。

 当研究室でμSEcastの研究を開始して5年。μSEcast技術もいよいよ佳境に入ってきました。修士課程の2年間、μSEcastの実用化に向けて尾上君の更なる研究に期待です!!


※写真撮影を忘れました。ごめんなさい。。。

 

 

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