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Vinh君、山本君、関谷君が電子情報通信学会ソサイエティ大会(2009年9月)で発表しました

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 2009年9月15日〜18日に新潟大学(新潟県新潟市)で開催された電子情報通信学会2009年ソサイエティ大会において、MINET所属の3人の大学院生が研究発表を行いました。

 博士3年のTran Quang Vinh君は、英語セッションで発表しました。講演タイトルは「Prediction-based Mobile Object Tracking Technique with Load Balance for Wireless Sewnsor Networks」。無線センサネットワークにおいて移動物体を追跡する際のアルゴリズムを考案しました。センサの全体的な消費電力を抑え、かつ一部のセンサに負荷が偏らないようにするため、移動予測を用いた追跡方法を作成しました。

 協力研究生の山本嶺君(早稲田大学博士課程1年)はネットワークシステム(B-6)において、「アドホックネットワークにおける公平性を考慮したウィンドウ制御手法」について発表しました。山本君が修士課程在籍時に考案したトランスポートプロトコルについてより詳細な評価を実施し、他のTCPとの公平性について議論しました。

 修士1年の関谷健二君の講演タイトルは「動画・音声配信サービスのストリーミングデータ解析」で、コミュニケーションクオリティ(B-11)において発表しました。近年インターネットで流行を見せる映像配信ですが、生放送の場合には同じデータが複数のユーザに配信されるはず。そこで、実際に流れるデータを調査し、データの同一性について議論しました。なお、関谷君は同内容でより詳細なデータを、2009年9月に開催されたコミュニケーションクオリティ研究会でも発表しています。

 私共の研究発表に対して、質疑に御参加頂いた方々に、この場を借りて御礼申し上げます。


※写真は、学生としての最後の学会発表を行うVinh君。

 

 

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