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Phat君がSEATUCシンポジウム2010で研究発表を行いました

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 2010年2月25日と26日に本学芝浦校舎で開催された国際会議「South East Asian Technical University Consortium Symposium」において、当研究室のNguyen Huu Phat君と三好が研究発表を行いました。SEATUCシンポジウムは、本学と東南アジアのパートナー大学が主催する国際会議で、加盟校の教員及び学生が研究発表を行って研究交流を深めることを目的としています。

 Phat君の発表タイトルは、「Image Compression Algorithm Considering Energy Balance on Wireless Sensor Networks(無線センサネットワークにおける電力消費を考慮した画像圧縮方式)」。センサの高機能化と低価格化に伴い、複数のセンサを配備してセンシング情報を送信する無線センサネットワークが注目を浴びています。センサ機器にカメラを付与することで、映像監視サービスなどが期待されています。本研究では、無線センサネットワークにおいて、動画像を送信する場合の圧縮方式について検討を行いました。動画像の圧縮は、いくつかの処理ブロックに分けることができ、これを複数のセンサノードで分割処理する手法が提案されています。本発表では、電力消費のバランスをとることを目的として、分割処理の手法を提案し、シミュレーションによる評価を行いました。

 三好の発表タイトルは、「Multi-hop Data Delivery Mechanisms on Bluetooth(Bluetoothにおけるマルチホップデータ配送方式)」。これまで研究室で実施してきたBluetoothマルチホップ通信に関する研究をまとめたもので、ファイルのマルチホップ通信と音声データのマルチホップ通信のデモを実施しました。

 Phat君は、ハイブリッドツイニングプログラムによりハノイ工科大学から来ている留学生で、現在博士課程1年です。学位取得に向け、これからの研究の進展に期待しています!!


 

 

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