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4年生4名が電子情報通信学会東京支部学生会研究発表会(2012年3月)で研究発表を行いました

 2012年3月3日に東海大学(港区高輪)で開催された電子情報通信学会東京支部学生会研究発表会において、4年生の朝倉啓太君、伊藤紗貴さん、中村将志君、ヌルナビラさんの4名が研究発表を行いました。

 朝倉君の研究は「無線環境適応形Bluetooth音声ストリーミング配信方式」。数年間にわたってMINETで研究を続けてきたBluetoothの音声マルチホップ通信において、さまざまな環境パラメータから適切な通信速度(ビットレート)を算出する手法を提案しました。本手法により、音切れの少ない音声の再生が可能となりました。

 伊藤さんの研究は「ピアのダイナミクスを考慮したP2P通信の信頼性向上手法」。構造型ピアツーピア通信では、分散ハッシュテーブルを利用することで効率的にピアの管理を行っています。本研究では、情報検索中に発生するピアの離脱(churn)に対する耐性を向上するため、従来提案されている複数の手法を組み合わせて利用した場合の特性を分析しました。

 中村君の研究は「遅延挿入形トラヒック誘導方式におけるP2P-TVのQoE評価」。MINETでは、P2Pパケットに追加遅延を印加することでP2Pトラヒックの局在化を実現する「遅延挿入形トラヒック誘導方式」を提案しています。本手法では、通信遅延時間が長くなるため、通信品質の低下が避けられません。本研究では、P2P-TVに遅延挿入を行った場合に、ユーザが感じるサービス品質(QoE)がどのように変化するかを主観評価によって明らかにしました。

 ナビラさんの研究は「遠隔教育におけるブレンディッドラーニングの効果」。三好がマレーシアJADプログラム向けに実施している講義では、あらかじめ講義を撮影しておく録画授業、テレビ会議システムを利用したリアルタイム授業、直接マレーシアに赴いて実施する対面授業の3種類をブレンドさせています。本研究では、授業方法のブレンドが履修者の集中度や理解度にどのような影響を与えるかを調査しました。

 大学での業務のため、三好は彼らの発表に立ち会うことができませんでしたが、あとで聞いたところによると全員問題なく研究発表を行い、ほぼ完ぺきに質問に答えていたとのこと。1年間の総合研究の集大成として、自分たちの力を十分に発揮することができたようです。

 今回発表した4人は、この発表を最後に大学を離れ、社会人としてそれぞれの道を歩みます。研究室で培った力を存分に発揮委して、活躍されることを祈念しています。



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朝倉啓太君


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伊藤紗貴さん


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中村将志君


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ヌルナビラさん


 

 

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