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電子情報通信学会RISING2019において、MYLabから2件の研究発表を行いました

 2019年11月26日、27の2日間、東京大学本郷キャンパスで開催された電子情報通信学会 超知性ネットワーキングに関する分野横断型研究会(RISING2019)において、三好・山崎研から2件のポスター発表を行いました。RISINGは、電子情報通信学会通信ソサイエティが力を入れている分野横断型研究会で、「AI」や「生物模倣」など「超知性」を横軸として19の研究専門委員会が協賛する大きな研究会です。245名の参加者、112件のポスター発表があり、国際会議にも匹敵する大きなワークショップとなりました。 三好・山崎研究室からは、「生物模倣」と「機械学習」に関する2件の発表を実施しました。

news_fig1 2019年9月に修士課程を早期修了し、現在早稲田大学大学院博士課程に在学中の片田寛志君は、「無線マルチホップネットワークにおける真正粘菌に基づく経路多様化手法」というタイトルで発表を行いました。本研究では、真正粘菌の一種である「モジホコリ」の採餌行動を数理モデル化したフィザルムソルバを利用し、無線マルチホップネットワークのルーティングを実現しています。真正粘菌の生物模倣を用いることにより、単純に最短ホップの経路を求めるだけでなく、複数の経路(マルチパス)を同時に発見したり、電池残量に基づいた経路を発見するなど、多様な経路を同時に発見できる手法を提案し、シミュレーションによる評価を行いました。


news_fig2 修士1年の大岡里奈さんは「単位トラヒックパターンを用いたP2PTVトラヒックの表現手法」というタイトルで発表を行いました。本研究では、P2P映像配信サービス(P2PTV)において発生する送受信トラヒックを機械学習を用いて分類し、分類されたクラスタを用いてトラヒック発生パターンを表現する手法を提案しました。「トラヒック」とはデータの流れのことで、スループットや接続ピア数など多くの指標で構成されています。このデータを単位時間ごとに区切って教師なし機械学習により分類を行うことでクラスタリングを行い、クラスタ番号の列として表現します。これにより、複雑なトラヒックを単位トラヒックの組合せとしてシンプルに表現することが可能になりました。

 なお、別途報告いたしますが、大岡さんの発表は、RISING2019の優秀ポスター発表賞に選出されました! 本賞は、受賞候補発表95件中15件のみ(15.8%)に与えられた賞で、研究内容のほかプレゼンテーションが高く評価されての受賞となりました。おめでとう! 今後の更なる研究の進展に期待です。

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