Nguyen An Hung君の研究論文がMDPI IoT誌に採録され掲載されました！
博士課程在籍中のベトナム人留学生、Nguyen An Hung君が主著として執筆した研究論文「IoT Traffic: Modeling and Measurement Experiments」が、世界的なオンラインジャーナル発行団体MDPIのIoT誌に採録され、掲載されました！
本論文は、Hung君の博士論文研究の集大成で、もののインターネットであるIoT（Internet of Things）機器が出力するトラヒックを分析するための多くの技術を含んでいます。スマートホーム環境を想定したテストベッドを構築し、そこから出力されるトラヒックを測定・分析することで、疑似的にIoTトラヒックを生成するIoTTGen（IoT traffic generator）を設計しました。次に、IoTTGenから生成されるトラヒックデータのエントロピーを分析し、IoT機器を特定する手法を提案しました。これには機械学習の技術を利用しており、DoS攻撃などの環境下においても94％の精度で機器の特定ができることを示しました。
さすがは世界有数のオンラインジャーナルだけあって、2021年2月20日に採録が決定すると、1週間以内に最終版提出、そして即座に一般公開されることになりました。本論文はオープンアクセスになっていますので、以下のリンクからどなたでもダウンロード可能です。興味をお持ちの方はぜひご一読ください！
Hung Nguyen-An, Thomas Silverston, Taku Yamazaki, and Takumi Miyoshi, "IoT Traffic: Modeling and Measurement Experiments," IoT, Vol. 2, No. 1, pp. 140-162, February 2021. DOI: 10.3390/iot2010008
本論文はオープンアクセスです。MDPI IoTからダウンロードできます。
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