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2021年6月に塙大樹君が発表した国際会議論文がIEEEXploreに掲載されました!

 2021年6月25日〜28日の日程でオンライン開催されたIEEE/ACM共催の国際会議「International Symposium on Quality of Service (IWQoS) 2021」において、修士課程1年の塙 大樹君がポスター発表を行いました。

 発表タイトルは「Adaptive Search Area Configuration for Location-based P2P Networks(位置依存形P2Pネットワークのための適応的検索領域設定法)」。当研究室で研究しているG-LocONと呼ばれる通信方式は、端末の位置情報に基づいてP2P論理ネットワークを構築します。車両のように移動速度が変化する場合には、ユーザの興味領域が大きく変化すると考えれます。例えば、低速走行中は自身の周辺車両の情報を知りたいですが、高速走行中にはかなり前方の車両情報をあらかじめ取得したいと考えます。本研究では、端末の移動速度に基づいて隣接ピアとしてP2P接続をするかどうかを決定する手法を提案しました。

 SUMOと呼ばれる交通シミュレータを利用して、車速に合わせて適応的にP2Pネットワークの構築領域の変化を確認。今後更に拡張していく予定です。

 国際会議は6月に東京で開催される予定でしたが、コロナウィルス感染症のため完全オンラインになりました。今年のIWQoS、テクニカルセッションとショートペーパーセッションには日本の組織からの発表が全くなく、ポスターセッションに早稲田大学と本学の2件だけが日本からの発表となりました。日本開催だったのに残念でしたが、そのような中でMYLabからプレゼンできたのは大変光栄なことでした。


8月26日にIEEE Xploreに掲載されました。以下から論文を参照できます。

Hiroki Hanawa, Takumi Miyoshi, Taku Yamazaki, and Thomas Silverston, "Adaptive Search Area Configuration for Location-based P2P Networks," IEEE/ACM International Symposium on Quality of Service (IWQoS 2021), Tokyo, Japan, 2 pages, June 2021. DOI: 10.1109/IWQOS52092.2021.9521300

 

 

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