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マレーシアJADで講義を行いました!

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 現在、三好はマレーシアJADプログラムの遠隔講義講師(distancelearning lecturer)として、「情報社会と技術」を担当しています。11月23日(金)、日本の連休を利用して、マレーシアで2コマ分3時間の講義を行ってきました。いつもは誰もいない部屋でカメラに向かって講義をしているのですが、この日は機械系、電気系あわせて80名を越えるマレーシア人学生を前に、日本での講義と変わらないフェース・ツー・フェースの講義を実施しました。
 当初、日本語の勉強を始めてまだ1年半しか経たない外国人に日本語で講義を行って通じるのか大変不安でした。しかし、彼らの語学力は想像以上でした。日本人に対するときよりも少しゆっくり、日本語文法に忠実に話すだけで、十分に理解できていたようでした。ちょうど講義の内容が、フーリエ級数展開のところでしたので、たくさんの数式に助けられたのかも知れません。
 11月までに第11回講義までの収録を終え、残すところあと3回です。対面講義だけではなく、リアルタイム遠隔講義や日本人向け講義をそのまま撮影するなど、さまざまな講義スタイルを検討しています。単なる遠隔講義として終わらせるのではなく、今後のeラーニングのスタイルを探求するための「研究」でもあるのです。今週は、日本人向け講義「情報通信基礎」の講義を撮影、これをそのままマレーシアJADの講義マテリアルとして利用する予定です。教員の負荷を軽減し、多くの先生がeラーニングを利用できる環境を構築する − 教育を通じた国際協力に発展することを祈っています。

 

 

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