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「グラフ理論とネットワーク」2008年度成績評価の結果を報告します


 今年度で3度目の開講となった「グラフ理論とネットワーク」の採点結果を報告します。


● レポート

提出者数
  第1回課題: 82名
  第2回課題: 70名
  第3回課題: 68名
  第4回課題: 65名
  平均提出回数: 2.94

平均点
  第1回課題: 92.0
  第2回課題: 77.6
  第3回課題: 85.3
  第4回課題: 66.8

コメント
 これまでで一番提出率が高い年となりました(2006年度:44.4%、2007年度:56.6%、2008年度:73.5%)。課題の難易度を少しだけ下げるために、ヒントとなるプログラムを配布したことが要因の一つと考えられます。
 第4回課題は、あらかじめプログラムの骨格部分を配布してありましたので、これを大幅に改変した場合には減点としました。


● 期末試験

受験者数
  79名(履修者数97名)

得点率
  第1問: 76.0%
  第2問: 87.1%
  第3問: 88.3%
  第4問: 84.3%
  第5問: 84.8%
  トータル: 83.9%

コメント
 過去3年間で最も受験率が高く(2006年度:55.5%、2007年度:69.2%、2008年度81.4%)、かつ平均点の高い年となりました(2006年度:83.0、2007年度:75.6、2008年度83.9)。問題ごとの得点率から、最大フロー(第1問)の算出を苦手とする人が多いようです。一方、アルゴリズムや定理を答える問題(第2問)やグラフの特徴抽出(第3問、第4問)は高得点の人が多数いました。


● 最終判定

受験者平均
  79.6

成績分布
  A: 45名
  B: 19名
  C: 7名
  D: 8名
  K: 18名(期末試験未受験者を便宜上Kとしています)

コメント
 昨年度と同様にレポート40%、期末試験60%で最終判定を実施しました。レポートによりアルゴリズムの理解度を評価し、期末試験でグラフの特性に対する理解度を評価していますが、レポートと試験の両方をバランス良く頑張った人が単位を取得しているようです。

 

 

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