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「情報通信基礎」2009年度成績評価の結果を報告します

 情報通信基礎の成績評価結果を報告します。

● 人数
  履修者数: 188名
  期末試験受験者数: 151名


● 期末試験得点率
  第1問: 62.0%
  第2問: 60.1%
  第3問: 76.7%
  第4問: 82.4%
  第5問: 63.0%
  第6問: 51.0%
  トータル: 63.9%


● 成績評価
  A: 29名(15.4%)
  B: 37名(19.7%)
  C: 36名(19.1%)
  D: 49名(26.1%)
  K: 37名(期末試験未受験者を便宜上Kとしています)


● コメント
 マレーシアJADでの講義をはじめて3年、遠隔講義をスタートさせるにあたり、授業方法や期末試験の出題方法を変更しました。今年で3回目の期末試験となりましたが、ついに平均点が60点を上回りました!昨年度から大幅アップ(6.2点)となりました。

 問題ごとの得点率をみると、問題6(インターネット)以外で60%を超えています。特に、問題3(符号理論)、問題4(巡回符号)の得点率が非常に高く、講義の始めの方で学習した内容に強いことが分かります。授業開始当初のモチベーションを最後まで維持できるかどうかが、単位取得のポイントであるといえるでしょう。
 一方で、講義の最後に学習するインターネット分野の得点率は51%と低いです。インターネット現代の情報通信を支える基盤技術ですので、是非とも習得して欲しいところです。

 今年度は試験的に週2回授業を実施しましたが、今回の試験結果はその効果を如実に表しています。科目内の講義は1回1回が独立しているのではなく、前回の講義を前提として次回の講義が作られる場合があります。そのような科目では、前回学習した内容を忘れないうちに次の講義を聞くことで、より効率的な学習を実現することができます。それに合わせて、期末試験の実施日が1ヶ月以上早くなったことで、試験勉強をしやすかったことも、成績上昇につながったと言えるでしょう。

 

 

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